寒い冬こそ外遊び!

高倉生活クラブ

かなり肌寒い気温が続くようになりました。そんな中、高倉生活クラブの子どもたちはというと外遊びがかなり増えています。室内でレゴ派だった男の子たちも、室内で花札派だ った女の子たちもみんな外遊びに来てくれるようになりました。以前は室内と外遊びの割 合が外3~4:内7~6 だったんですが、今は1:1 もしくは外が6~7 割というように外遊びチームの人数の方が多くなることも。

 

 

外でどんな遊びをしているかというと、女の子は縄跳びやブランコ、あと最近の流行りはリレーです。リレーは遊具の回りぐるぐると順番を決めて走り勝敗をチームごとに競うというもの。女の子はシンプルにとにかく走ることを楽しいようです。しかし、勝敗が絡むとやはり熱くなってしまうのが人間というものなのかルールを巡ってちょこちょこもめることもあります。「コースの真ん中は走ってはいけない」「次の子のスタートがタッチよりも早かった」とレース中の内容もあれば、「グッパでホイ!の時に間違えてチョキを出したらそれはグー扱いである」とチームを決める際のものまで熱く討論が起きることがあります。「そんなんいいやん」「気にしなや~」と見てると感じるのですが、すぐには声掛けせずにグッと堪えて見守ります。すると2年生の子であったり、1年生のリーダー質な子がまとめようと間に入ります。上手に困っている子の問題を聞き解決につなげるパターンがあれば、より納得いかずさらにもめることもあります。私たちは後者の際にやっと声掛けをします。もめた瞬間に入ってしまうとせっかくの子どもたちで問題を解決するチャンスが損なわれてしまうので、もちろん外は寒いですがジッと(震えながら)自分の出番がくるかも!と職員はスタンバイしているわけです(笑)。何かあった際にまず「おーい、先生来て~」が減ってきているのでそこはしっかりと子どもたちの成長を見守りたいですよね!

 

 

さてさて男の子はというと、サッカーやドッチボールが流行となっています。男の子たちの共通の目的(特に1年生)は私、米谷を倒すことです(笑)。最近ほぼ毎日男の子たちは全員で遊んでいて、チームワークもとても高まっています。そして団結して私を倒そうとなっているわけですが魔王か何かに見えているのでしょうか…?米谷がキーパーをしているゴールからとにかくたくさんゴールを奪う、米谷対男の子チームのドッチボールなど彼らは色々なルールを駆使して頑張ります。しかし勝てません(笑)。また、部屋にいるときは会議をします(通称よねっち対策)。こっちをチラチラみながら、もしくはカーテンに隠れながら話しています。そしてバレバレな手(「よねっち~、目つぶってて~」など)で何かを挑んできます。いつか勝てるその日まで、壁であり続けよう。男の子たちの冒険心というか挑戦心でしょうか?私もすごく分かるので一緒に楽しんでいければなと思います!

 

 

久々でちょっと長くなってしまいましたが高倉生活クラブの外遊びの報告でした!!あと、お部屋の様子もちらっとのせときますね↓(子どもたちから写真使ってと要望があったので…!)

文・高倉生活クラブ米谷 柾哉