夏休みに向けて猛練習

御幸生活クラブ

4月から新施設としてスタートした御幸生活クラブ。

現在、一部の子どもたちの間で高学年が中心となって劇やダンスの練習に励んでおります。 夏休みに向けてお友達のたくさん居る高倉生活クラブへの発表会を企画しているようです。 高学年のお姉ちゃんたちが、まず皆に企画の内容を伝えます。 そして演劇部員を募集し、配役、台本、演出、セット、照明、衣装、全て高学年のお姉ちゃんたちが準備と指導を行います。

 

 

役が決まればそれぞれのセリフと細かい演出を一人ひとり丁寧に指導して行きます。 特にそれを見る一年生女の子たちの目は本当にキラキラしており「大きくなるとあんなことやこんなこともできるのか」ともうすでに憧れの存在。

 

 

そして稽古が始まってから約一カ月。

子どもたちの劇に対する気持ちは生半可な物ではありません。

監督(高学年女子)が下校後すぐに練習が始まります。

やはり毎日の練習となると演者に対して罵声を浴びせるなどそれなりに厳しい言葉が飛び交い過酷な練習の日々が続きます。

 

 

最近では監督(高学年女子)に「あのう・・・今日は公園に行っても構わないでしょうか・・・?」

「あのう・・・先に宿題を終わらせてもよろしいでしょうか・・・?」

と団員たちのとてつもなくすんごい気の遣いっぷり。

「是非そうして!!っ」と心の中でつぶやくも無情・・・練習は続きます。

 

 

さすがに力を入れているだけあり、劇は想像以上に質の高い物となっています。

それ以上に元高倉生活クラブみんなの関係性と団結力と行動力に多さに毎日本当に驚かされております。

 

 

子どもたちの力と可能性を尊重し大人はできるだけ介入せずストレスの無いよう、しっかりと後ろからサポートして行きたいと思います。

もちろん宿題は最優先事項でありまして。