ダンゴ虫さん、ただいま~!

中野生活クラブ

中野生活クラブには「ダンゴ虫ハウス」というものがあります。どんなものかというと、以前、子どもたちが育てていたカリフラワーが枯れてしまい土だけが入った状態の植木鉢を再利用したもので、捕まえたダンゴ虫を植木鉢の上におろし、枯れ葉やレンガなどの生活用品(?)からコケや木の枝といったインテリア用品(??)が植木鉢上にきれいに置かれたものです。

 

最初は2年生の女の子二人が始めた活動なのですが、植木鉢上が豪勢になり、ダンゴ虫が多くなってくるにつれて「ダンゴ虫ハウス」を囲む子どもたちも多くなってきて、今では男の子、女の子みんなで観察するようになっています♪小学校から帰ってきたらまず「ただいま~!」と玄関を開ける前に植木鉢のチェックが日課になっている子もたくさんいます(^^)

 

最初に少し触れたダンゴ虫ハウスの上に置かれているものですが、とても個性的なものが多いことと、とてもマメに模様替えが行われていることも子どもたちの興味のあらわれかなと思います。ダンゴ虫のエサということで、小学校で育てたプチトマトが置かれていたり、お家からこっそりと持ってきたパンの欠片が置かれていたり、アジサイの花が綺麗に並べられていたりとダンゴ虫に対しての愛が感じられます(笑)

 

ダンゴ虫が何匹いるかは数えたことがないのですが、子どもたちの話いわく赤ちゃんのダンゴ虫を合わせて数十匹はあのダンゴ虫ハウスにいるようです…!でも赤ちゃんダンゴ虫は「白くて小さくて可愛い!」なんだそうです(笑)

 

また、最近この植木鉢に「ミニゴーヤ」の種を植えました!植えて数日なのでまだまだ土から顔を出してはいませんが、ダンゴ虫と共存できるように考えながら種をまいたり、水をあげる姿は、とても子どもらしく、一生懸命さもあり、保育者の私たちも色々と応援してあげたくなるものでした!ついつい、大人目線から手を加えてしまいそうになるのですが、ここはグッと堪えて子どもたちの自分たちで育ててみようという気持ちに任せて、聞かれたら必要最低限のアドバイスまでにとどめておこうと思います。果たしてダンゴ虫は、ゴーヤはどのように育っていくのか…!!

 

また、保護者の皆様もお迎えのときに良ければ植木鉢の様子をのぞいてあげてみてくださいね♪